Web3.0

【2022年】DAOとは?仮想通貨との関係もわかりやすく解説します

「DAO?ダオ?なにそれ?」

「仮想通貨を使う会社じゃないの?」

「DAOのイメージがわからない・・・」

という方向けの記事です。

DAOは、新しいカタチの組織です。
DAOは世界中で増え始めており、従来の会社と両立していく組織形態と考えられています。
すでに世界には180を超えるDAOがあり、運用資産は100億ドルを超え、メンバーは200万人近くに上ります(Coinbase/Medium)。

日本でも、元gumi代表・現フィナンシェCEOの國光さんが「國光DAO」を発表して話題になりました。

最近話題のDAO。単なる流行にすぎないのでしょうか?
この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  1. DAOとは?
  2. DAOのイメージ
  3. DAOの例

わかりやすく解説していきます!

DAOとは?

DAO(ダオ)は、「Decentralized Autonomous Organzation(自律分散型組織)」の略です。長すぎてわかりにくいですね。

要素を分解すると、以下のとおりです。

  • 「自律している」
  • 「分散型の」
  • 「組織」

自律している

「自律している」とは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトを中心に組織が動いているということです。

ブロックチェーンとスマートコントラクトについて、くわしくはこちら👇

DAOの意思決定は、投票の結果にもとづき、スマートコントラクトで自動的に決定されます。民主的ですね。

投票に使用される投票権を、ガバナンストークンといいます。
ガバナンストークンも仮想通貨の一種です。価格があり、取引できます。

  1. 最初の開発・運営者がガバナンストークンを発行・配布
  2. ガバナンストークンを受け取った人、買い取った人が投票権を得る
  3. ガバナンストークンを持っている人たちがDAOの意思決定をする

という構造になっています。

ガバナンストークンは、DAOで働いた人へ報酬として支払われたり、DAOへ貢献した人へ配られたりします。

ガバナンストークンを発行しないDAOもありますが、稀です。
当ブログでは今後もトークン発行型のDAOを前提にします。

分散型の

「分散型の」とは、中央集権ではないということです。
つまり、中央管理者(特定のリーダー、特定の意思決定者)がいないということです。

こちらもブロックチェーンならではの特徴ですね。
DEX(分散型取引所)やDeFi(分散型金融)などのように、ブロックチェーンを用いたピアツーピアのしくみは、「分散型◯◯」と呼ばれます。

組織

「組織」は、ある目的を共有する人の集まりのことです。
こちらは説明が必要ないかもしれませんね。

株式会社など従来の会社や、ボランティア団体なども「組織」です。
以下では、DAOが従来の組織とどのように違うのか、イメージしやすいように解説します。

DAOのイメージ

DAOは、まだ出てきて間もない組織のカタチです。
人によって説明が異なったりしていて、なかなかイメージしにくいと思います。

以下では、いくつかのイメージや説明をご用意しました。

DAOはコミュニティと会社の中間

DAOはコミュニティと会社の中間という説明です。

「自律している」「分散型の」の2つの要素は、完璧に満たされているとは限りません。
「これは会社!これはDAO!」とハッキリ分けることはできません。
グラデーションのようなイメージです。

たとえば始まったばかりのDAOでは、そのDAOを立ち上げたリーダー的な人が、ある程度の権限とリーダーシップを持って意思決定している場合が多いです。
こういった組織も、時間が経つにつれてリーダーの色が薄れ、より「自律的で」「分散している」組織に近づいていきます。

DAOの本質はインセンティブ革命

DAOの本質はインセンティブ革命という説明もあります。

DAOに貢献してガバナンストークンを受け取った人は、そのトークンの価値が上がってほしいと思いますよね。そのDAOが盛り上がって注目されるほど、ガバナンストークンの価値も上がります。よって、さらにそのDAOへ貢献しようというインセンティブが生まれます。

こちらNewsPicksの有料コンテンツなので、くわしくは元の記事をご覧ください!

DAOとクラウドファンディング

「DAOでできることはクラウドファンディングでもできるのでは?」という疑問があります。

DAOは資金を集めてプロジェクトを運営するので、クラウドファンディングと似ている部分がありますね。
両者の主な違いは、スマートコントラクトやガバナンストークンなどの、ブロックチェーンに基づくしくみの有無だと考えられます。

なお、クラウドファンディングをした後でDAOを立ち上げるといった事例も出てきています。

DAOとクラファンの使い分けについては、今後も議論のタネになると思われます。

DAOの例

DAOをよりイメージしやすいように、DAOの事例をご紹介します。
DAOはたくさんあるので、代表的なものをいくつかご紹介します。

ConstitutionDAO

出典:Coindesk

ConstitutionDAOは、憲法(Constitution)を買うためにアメリカを中心に発足したDAOです。

「憲法を買うってなに?」と思いますよね。

2021年秋、アメリカ合衆国憲法の原本がオークションに出品されました。
この憲法の原本を競り落とすために、わずか1週間で1万7000以上のイーサリアム・ウォレットから約4700万ドル(約54億円)を集めました(Coindesk)。
このとき出資者に配られたのがPEOPLEトークンです。

結局、ConstitutionDAOは憲法の落札に失敗しました。
しかし、Discordに集まった1万人以上の人たちの熱気は凄まじいものでした。ConstitutionDAOが様々なニュースに取り上げられたことなども相まって、世界中でDAOの知名度が上がりました。

DeFiプロトコル

出典:LEDGER

DAOは、DeFiプロトコルで広く採用されています。

Curve DAO(CRV)、Maker DAO(MKR)、Compound(COMP)、Uniswap(UNI)、PancakeSwap(CAKE)、Aave(AAVE)、Anchor(ANC)などなど、様々なDeFiプロトコルがDAO形式で運営されています(カッコ内はガバナンストークン)。

流動性を提供するなど、DeFiへ貢献した人に対してガバナンストークンが配布されます。
通常は、利回り(APR/APY)として受け取る報酬に含まれています。

PancakeSwapで焼いていたCAKEは、実はガバナンストークンだったんですよ!

Ninja DAO

出典:Twitter

Ninja DAOは、日本人インフルエンサーのイケハヤさん(@IHayato)がプロデュースするNFTプロジェクト、「CryptoNinja」のDAOです。

Discordの参加者は1万人を超えており、日本で最大規模のDAOだと思われます。

NFTの制作・販売だけでなく、メタバース内でのイベントを開催したり、ゲーム開発を行ったりしています。二次創作も積極的に認めており、ファンのコミュニティも非常に盛り上がっています。

くわしくはこちらでも解説しています👇

まとめ

以上、DAOについて解説してきました。

まだ出てきたばかりの概念なので、今後いろんな説明がされていくと思います。
また、今後いろんなDAOの活用事例も出てくると考えられます。

DAOの今後について、NFTJPNプロジェクトで有名なパジさんが、くわしい解説をされていました。興味のある方はどうぞ!

この記事がお役に立てば幸いです。
よければTwitterでシェアしてくださいね!
それでは!ウォッチャーでした。

ABOUT ME
ウォッチャー
個人投資家。仮想通貨投資で生きてます。資産の90%をICP、BTC、ETHで保有。10%をGameFi、メタバースへ分散。長期目線。ファンダ重視。ゲーマー。クリプトの面白さを広めたい!