初心者

仮想通貨とは?ゼロから詳しく解説します!【初心者向け】

仮想通貨と聞くと、

あやしいし、実際に使えないんじゃないの?
もうかるんでしょ?

といったイメージをもっている方が多いのではないでしょうか?

結論ですが、仮想通貨はまったく新しいタイプのお金です。
しかも、近い将来みんなが使う可能性が高いものです。

「ほんとかよ〜?」と思うかもしれません。

でも実は、仮想通貨は世界中で認められてきています。

仮想通貨のニュース

・2021年9月、エルサルバドルがビットコインを法定通貨化
・2021年11月、次期ニューヨーク市長がビットコインで給与受取を表明
・2021年11月、タイ観光局が独自仮想通貨発行を計画
・2021年11月、大谷翔平選手が株式と仮想通貨で報酬受取を発表
・2021年12月、Googleの元CEOがチェーンリンクラボへ参加

仮想通貨の市場はどんどん成長しています。
仮想通貨全体の時価総額は2021年11月に3兆ドル(340兆円)を突破。
2020年から1年で4倍に伸びています(Bloomberg)。

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった仮想通貨は年々上がっています。
2021年には過去最高価格をつけました。

今後も伸びていく分野であることは間違いないでしょう。
投資で稼げるチャンスがあるということです。

仮想通貨は1万種類以上もあり、毎日増えていってます。
実はとてもおもしろいものなんですよ(*´∀`)

そんな仮想通貨について、投資家のウォッチャーがわかりやすく解説します。

仮想通貨とは?ゼロから詳しく解説します!

先にポイントをまとめました。

  • 電子マネーとは違う
  • 分散型のしくみ
  • 不正なコピーも改ざんもできない
  • ブロックチェーンによる信頼
  • グローバルで自由な通貨
  • 成長市場なので投資チャンスあり

以下でくわしく解説します!

仮想通貨の定義

まず仮想通貨の定義を見ておきましょう。
日本銀行のホームページには以下のようにあります。

「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/

なんだか難しいですね(*´∀`)
以下でわかりやすく解説します!

暗号資産=仮想通貨です。
2020年5月1日に日本では「暗号資産」が正式名称とされましたが、世間では「仮想通貨」と使われることが多いです。このブログでも「仮想通貨」で統一しています。

なんで買う人がいるの?

お金を払って仮想通貨を買う人がいるのはなぜでしょうか?

一言でいうと、信頼があるからです。
通貨の価値は信頼です。

「信頼があるから買う人がいる。
 買う人がいるから値段が上がる。」というワケです。

未来に信頼がある=将来性があるとも言えますね。

「なぜ信頼があるのか?」については、「仮想通貨のしくみ」の項目で解説します。

コインチェック

電子マネーとは違うの?

仮想通貨はデジタル上の形がない通貨です。
電子マネーと似ているように思えますよね。

実はまったく違います!
大きく2つの違いを見てみましょう。

通貨かどうか

・電子マネー:通貨ではない
仮想通貨 :通貨

電子マネーは法定通貨(円など)を電子化しただけなので通貨ではありません。
SuicaやICOCA、PiTaPaなどのICカードは円を使ってチャージしますよね(プリペイド)。
もしくは後でまとめて銀行口座から引き落とされます(ポストペイ)。
これらは実質的に円で支払っているということです。電子マネーの価値は、円の価値で裏付けられているといってもいいですね。
ちなみにクレジットカード決済やPayPay・LINE Payなどの電子決済も、結局は円で支払っているので電子マネーと同じ考え方になります。

仮想通貨は円、ドル、元、ユーロのような通貨と並んで、それ自体が通貨として機能するものです。ビットコインなどの仮想通貨はそのまま決済で使えます。まだ利用できる場面がないのでイメージしにくいと思いますが、そのまま「お金」として使えるということですね。また、投資対象として資産価値もあります。

通貨(貨幣)とは価値尺度、流通手段、価値貯蔵の3機能を持つもののことです。
仮想通貨は基本的にこれらの要件を満たしています。長くなるのでここでは深く立ち入りません。

中央集権型か分散型か

・電子マネー:中央集権型
 →中央管理者あり
 →中央管理者が管理

仮想通貨 :分散型
 →中央管理者なし

 →参加者みんなで管理

最も大きな違いは、中央管理者(リーダー役)がいるかいないかということです。
中央管理者とは政府や中央銀行、企業などです。
中央管理者がいるものを「中央集権型」、いないものを「分散型」といいます。

電子マネーは中央集権型です。
決済などの取引時に、中央管理者=発行主体の企業を通してやりとりが行われます。

たとえば・・・

AさんがB社のICカードで電子マネーを使ってコンビニCで買い物するとします。
この場合、お金の流れはA→B→Cとなります。
AさんがB社に支払ったお金が、B社からコンビニCに支払われています。
直接A→Cではないんですよね。

なぜ間にB社が入るんでしょうか?
逆にB社がいない場合を考えるとわかりやすいです。
AさんがレジでICカードを取り出して「ここに500円分の電子マネーがあるよ」と言っても、コンビニCはAさんの電子マネーが本物かどうかわからないです。データなので不正にコピーできますし、勝手に数字をいじることもできます。

逆にAさんがちゃんと電子マネーで支払ったのに、コンビニCがデータを書きかえて「お金をもらってないよ!商品は渡せない!」と言うかもしれません。

どちらの場合も後から証明しようがありません。これでは安心して取引できませんよね。
なので間に中央管理者としてB社が入ることで、相手を信頼して取引できるようになっています。

円など従来の法定通貨についても中央集権型になります。
中央管理者として政府や中央銀行がいて信頼を担保しています。
国の信頼が通貨の信頼を支えているイメージですね。
逆に国の信頼がなくなると通貨の信頼もなくなり、価値が下がります。
また、中央の判断で通貨の量をコントロールすることができます(金融政策)。


一方、仮想通貨は分散型です。

なんと、仮想通貨には中央管理者がいなくても信頼できるしくみが備わっているのです。
国・中央銀行・企業などがいなくても、当事者同士で安心して直接やりとりができます。

不正なコピーも改ざんもできません。

どのようなしくみなのでしょうか?

仮想通貨のしくみ

仮想通貨の信頼が成り立っているのは、以下の3つのしくみのおかげです。

  1. デジタル署名
  2. ブロックチェーン
  3. コンセンサスアルゴリズム

なんか難しそうな言葉が出てきましたね。順番に解説していきます!

しくみについて興味がない人は読み飛ばしてOKです。
仮想通貨は最新技術を組み合わせて強い信頼が成り立っているという理解で大丈夫です!

デジタル署名

デジタル署名とは、高度な暗号技術を使った電子上の署名のことです。
仮想通貨の送金や交換などの取引内容に対して、本人がデジタル署名をします。
契約書にするサインのデジタル版みたいなものですね。

デジタル署名には、本人確認、金額などの改ざん防止、あとで取引を否定できないようにする(否認の防止)などの効果があります。

ブロックチェーン

出典:NCS&A

デジタル署名された取引内容をブロック(箱みたいなもの)に詰めこみます。
このブロックを1本の鎖(チェーン)のように過去から順番につなげていく技術をブロックチェーンといいます。

このブロック(取引内容)が正しいものであると承認されていくことにより、次々にブロックが追加されていきます。しかも、それぞれのブロックは1つ前のブロックのデータ(数値)を参照しているので、部分的な改ざんがめちゃくちゃ難しいです。
パズルみたいにキレイにつながっているので、一部だけ変えると全体が変になるイメージですね。

たとえば・・・

ブロックが100個並んでいて、悪い人が2番目のブロックをこっそり改ざんしようとします。
この場合、2番目以降のブロックすべてのデータがおかしくなってしまうので、バレないためには100番目までのブロックのデータをすべて書き換える必要があります。

実際には何十万、何百万個というブロックがあり、秒単位でどんどん追加されていきます。すべて改ざんするのは無理ゲーです。

下で解説するコンセンサスアルゴリズムとの合わせ技で、改ざんはまず不可能になります。
また、勝手にコピーすることもできません。

ブロックチェーンにきざまれたデータは永遠に残るので、「急にどこかへコインが消えた!」なんてこともないです。必ず履歴をたどることができます。

コンセンサスアルゴリズム

ブロックチェーンでは、取引内容が入ったブロックをつなげる前に承認する必要があります。中身を確認せずになんでもかんでもつなげるとおかしくなります。

オッケー、この内容なら問題ないからつなげていいよ〜

というイメージですね。

この承認作業は、参加者たち(ノード)が行います。中央管理者がいないという話はしましたね。取引している人たちみんなが、なろうと思えば承認する人になれます。

ではどうやって承認するんでしょうか?
この「承認のしかた」をコンセンサスアルゴリズム(合意方法)といいます。

コンセンサスアルゴリズムは仮想通貨ごとに違います。
例えばビットコインではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というものを採用しています。
PoWは、たった1つの数値の答えを1番早く見つけた人がブロックを承認できるというものです。

大事なのは、みんなが同列で参加でき、みんなで管理し合っているということです。
これをピアツーピア(P2P)といいます。

以上のようなしくみのおかげで、中央管理者がいない分散型のしくみが成り立っています。

👇コンセンサスアルゴリズムについて詳しく知りたい方はこちら。

仮想通貨は頑丈なしくみで支えられている

「仮想」通貨と聞くと「大丈夫なの?」と疑ってしまいますよね。中央管理者がいないし…。
でも実は、上記のようにかなり頑丈なしくみによって支えられています。

実際、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は信頼を保ったまま、過去一度も停止することなく動き続けています。

コインチェック

仮想通貨のスゴさ

ここまで聞いて、

大体しくみはわかったけど、何がスゴいの?


と思う方も多いかと思います。
もう少しだけお付き合いくださいね(*´∀`)ノ

送金・決済が早くて便利

仮想通貨は、まず早い!

誰にでも数秒〜数分で仮想通貨を送金できます。
円を銀行で送金しようとすると反映が遅かったりしますよね。営業時間も気にしたり…。
仮想通貨は年中無休で動いているので、基本的にいつでも即時送金・即時決済できます。

しかも国内も海外も関係ありません。国際送金もサクッとできます。
これめちゃくちゃデカいです。一度この便利さを味わってしまうとなかなか戻れません。

海外でも両替不要

円などと違って、仮想通貨は国を超えたグローバルな通貨です。

旅行先の外国や海外サイトで買い物をするとき、円だとレートを確認して外貨に両替して…と色々めんどくさいですよね。

仮想通貨は両替なしでそのまま使えます(仮想通貨が禁止されていない国であれば)。
オランダ、スイス、マルタなど、既に仮想通貨で買い物ができる国は増えてきているようですね。

アメリカのPayPalがアプリで仮想通貨決済を導入するなど、今後も仮想通貨の利用は広がっていくと思われます。

勝手にコントロールされない

仮想通貨は分散型のしくみなので、特定の国や権力者によるコントロールを受けません。
円の価値が安定している日本だとイメージしにくいですが、発展途上国を考えるとわかりやすいです。

例えばジンバブエでは2008年にハイパーインフレが起きて1か月で物価が796億%上がりました。
裏を返すと通貨の価値がめちゃくちゃ下がったということです。
国の都合で大量にお金を発行したため、こんなことになりました。
ハイパーインフレは過去に数か国で起きています。
中央管理者がコントロールできる通貨はこういう危険もあるということですね…。

もちろん仮想通貨も価格変動が激しいなどのデメリットはあります。
しかし、特定の国や組織にコントロールされないというところに魅力を感じて投資している人も多いんです(私もその一人です笑)。

投資チャンス

仮想通貨市場には資金が大量に流れ込んでいます。
はじめは物好きな人たちが遊んでいただけでしたが、今や世界中の投資家が可能性を感じて次々と参入してきています。

資金が流れ込んで市場が拡大していけば、仮想通貨全体の価値も上がっていきます。

仮想通貨を買って持っておけば、長い目で見て稼げる可能性が高い…
そう考えて仮想通貨に投資をしている人も多いです。

投資についてはリスクもあるので、「さあ買ってください!」とは言いません。
投資は自己責任ですよ〜!

でも、世界で何が起こっているのかを知るキッカケになるので、1万円でも1,000円でも買ってみるのは良いことだと思います。

コインチェック

まとめ

以上、仮想通貨について解説してきました!
ポイントは以下のとおりです。

  • 電子マネーとは違う
  • 分散型のしくみ
  • 不正なコピーも改ざんもできない
  • ブロックチェーンによる信頼
  • グローバルで自由な通貨
  • 成長市場なので投資チャンスあり

まだ使える場面は少ないので、
「どうせまだまだ先の話でしょ〜」
と思ってしまいそうです。

でも、仮想通貨の分野には世界中の頭脳が集まってきており、毎日あちこちで活発に開発が進んでいます。
数年後、ほぼ間違いなく仮想通貨が普及していると思います。

とても長くなりましたが、少しでも仮想通貨に興味をもっていただければ幸いです。
それでは!ウォッチャーでした。

コインチェック

参考書籍(技術面など)
・マルク・カルプレス(2019)『仮想通貨3.0』講談社
・中島真志(2017)『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』新潮社

参考記事(データやニュースなど)
・https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-08/R29PMPT1UM0Y01
・https://jp.reuters.com/article/fintech-crypto-flows-idJPKBN2HU00M
・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30CR60Q1A330C2000000/
・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN214B30R21C21A1000000/

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個人投資家。仮想通貨投資で生きてます。資産の90%をICP、BTC、ETHで保有。10%をGameFi、メタバースへ分散。長期目線。ファンダ重視。ゲーマー。クリプトの面白さを広めたい!