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国は「サブスク化」する|分散化する社会の未来を考える【Web3.0】

今後、ブロックチェーンを中心にした技術によって社会が変わっていくと、国が「サブスク化」していくと考えられます。

「サブスク化」ってどういうこと?

たとえば、

音楽配信サービスをAmazonMusicからSpotifyに変える
映画配信サービスをHuluからNetflixに変える


ということは普通にしますよね。
値段やサービス内容によってサブスクを乗りかえます。

では、

税金が高いから国籍を日本からシンガポールに変える
なんかカッコいいから国籍をフランスにしてみる

とかはどうでしょうか?

今後は国を乗りかえて生きるようになるかもしれません。
自分に合った国を自分で選ぶイメージですね。

「国を乗りかえる」と聞くとなんかドライに聞こえるかもしれません。
でも実は、個人がより自由で主体的に生きられるようになる社会がきます。

意味わからないですね(*´∀`)
でもしっかり納得していただけると思います。

国が「サブスク化」する理由について投資家のウォッチャーが解説します!

3つの分散化

「分散化」がキーワードになります。
中央に集中していたものがバラバラに広がっていくイメージです。
ブロックチェーンという技術によって可能になりました。

以下の3つの分散化を見ていきましょう。

  1. 通貨の分散化
  2. 組織の分散化
  3. 所有の分散化

通貨の分散化

国が発行する法定通貨 → 仮想通貨

これまで通貨は国が発行し、国が管理するのが当たり前でした。

仮想通貨はブロックチェーンなどのしくみで成り立ち、国に管理される必要がありません。
つまり、国なしでも機能する通貨なのです。

仮想通貨は国を超える通貨であり、まったく新しい発明です。
禁止されていない国であればどこでも使えます。

このように、通貨が分散化されていきます。

世界中の投資家が仮想通貨へ資金を投入し、活発に開発が行われています。
今後、仮想通貨は間違いなく普及していくでしょう。

詳しくはこちらをどうぞ。

組織の分散化

株式会社などの企業 → DAO(自律分散型組織)

これまでビジネスなどの活動をする場合、株式会社などの企業が主体でした。
経営者などのトップが指揮して、従業員たちがそれに従うといったイメージですね。

ここ最近、DAO(自律分散型組織)という新しい組織が出てきました。
これはトップのいない組織です。

ガバナンストークンという投票券のようなものを発行し、信頼できる人や貢献した人に配ります。
ガバナンストークンをもっている人たちはDAOをどう運営していくか投票で決めることができます。
民主主義といった感じですね。

ガバナンストークンには価値がつくことも多く、法定通貨にかえることもできます。
株式のイメージに近いですが、仮想通貨ですね。より流動性のあるものです。

既に海外には多くのDAOがあり、DAOで働いてガバナンストークンを報酬としてもらうといった働き方も出てきています。

このように、組織も分散化されていきます。

所有の分散化

企業が所有 → 個人が所有

ブロックチェーンによって「所有」に大きな変化が置きました。

クリエイターエコノミーという言葉があります。
NFTなど分散化のしくみによる「クリエイター主体の経済」を意味します。

これまでクリエイターは、企業などから発注を受けて成果物を納品し、お金をもらうクライアントワークが主でした。
クリエイターが生み出した作品は、(生み出した価値に比べれば)わずかなお金と引き換えに、企業の所有物となっていました。

いま、NFTという新しい作品スタイルが出てきました。
これにより、クリエイターは自分の作品が評価されると、お客さんから直接対価を得ることができます。
間に企業が入らないため、中間搾取がありません。

このように、企業から個人へ所有が分散化されていきます。

分散化の果てに

新しいコミュニティ

分散化によって新しいコミュニティができます。
そこには仮想通貨による経済があり、価値観を共有する文化があります。

たとえば「Axie Infinity」というゲームがあります。
「Play to Earn」(遊んで稼ぐ)という新しいジャンルで有名なNFTゲームです。

実際にフィリピンなどではAxieをプレイして稼いだお金だけで生活している人たちがいます。
今後もこういった流れは世界中に広まっていきます。

NFTゲームは、ただ稼げるだけではありません。
仮想通貨による経済と、ユーザーの文化(専門用語や独自の価値観など)があります。

こういったコミュニティは既にたくさんあり、今後も増えていくでしょう。

個人が正当に評価される

先ほどクリエイターエコノミーの話をしました。
企業から個人へ所有者が移っていくという話ですね。

これはクリエイターだけにとどまりません。
個人が生み出した価値が直接個人に還元される社会になります。

たとえばTwitterでバズったTweetは、個人が生み出した価値です。
でも、それによって直接利益を得ているのはTwitter社です。
こういった利益が個人に還元されるようになります。

自分の価値が正しく評価されるようになると、モチベーションにつながります。

個人が才能を発揮し、正当に対価を受けとり、主体的に生きる時代になるでしょう。

力関係の反転

力関係のイメージとして

国・企業>個人という関係だったのが、

国・企業<個人のように反転します。

個人の力が強くなり、それぞれのコミュニティで生き始めます。
相対的に国や企業の重要性は減っていくでしょう。

そして国がサブスク化する

個人の力が強くなり、相対的に国の重要性が減ってくると

「国って乗りかえていいんじゃない?」

という考えが自然に出てきます。

今まで大きかった国という存在が、サブスクサービスのように横並びで見えてくる。
そんな未来も近いのではないでしょうか?

個人は国にしばられなくなり、自分に合った国を自由に選ぶようになります。

分散化によって選択肢が増えるイメージですね。
私のように色んな場所に住んでみたい人には良い時代です。

反対意見や疑問

「いきなり国を乗りかえられるとか言われても…」

すぐにはピンと来ないですよね。

ここでは反対意見や疑問をまとめてみます。

今の国がいい!乗りかえる必要あるの?

もちろん乗りかえたくない人は乗りかえる必要はありません。
母国が好きな人や変化を好まない人もいますよね。

時代はゆっくり進みます。
国を乗りかえない人も多いでしょうし、今ある国の形はしばらく残るでしょう。

言語はどうするの?

自由に国を乗りかえるといっても、言語の問題がありますよね。

でも最近はAIによる自動翻訳の技術がかなり発展してきています。
音声を同時翻訳するものも出てきており、母国語で海外の人と話せる未来も近いです。

たとえばビデオ通話アプリのZoomでは自動翻訳の機能が追加されています。

自動翻訳の技術が進めば、言語の壁はほとんどなくなっていくでしょう。

仕事や家族はどうするの?

国を乗りかえるといっても、仕事や家族があってすぐ動けない人も多いですよね。

たしかに国をのりかえる考えは、リモートワーカーなど自由に働く人たちが好みます。
でも、今後はリモートワークが主流になっていきます。
コロナでわかりましたが、人が一か所に集まって仕事をする意味は薄いです。
生産性が下がるというデータもあります。
場所を選ばずに働く人は増えていくと思われます。

家族についての考えは人によりますが、個人的にはむしろ色々な環境を体験した方が子どもにとっても良いのではと思います。
いろんな価値観にふれて、自分の生きたい道を選べますしね。

また、その国に住まなくても住居を借りていれば国籍がとれる国もあります。
日本だと二重国籍禁止などの問題もあるので、そこは要検討ですね。

法制度はどうするの?

法制度はこれまで中央集権型の社会を前提につくられていたので、分散型社会に合わせて大きな変更が必要になると思われます。

これまでも社会の変化に合わせて法は変化してきました。
インターネットの登場でたくさん新しい法が生まれました。
ブロックチェーンの登場でまた新しい法が生まれます。
必然的な流れですね。

さらに、個人は法制度も含めて国を選ぶようになると考えられます。
単純に考えると、個人にとって良い法律をつくる国が人気を集めそうです。

世界中の法が今後どう変わっていくか楽しみです。

まとめ

以上、分散化の視点から国の未来について解説してきました。

ちょっと今回はスケールのデカい話でした。
未来予測的な話も楽しいですね(*´∀`)

もちろん100%当たるとは言えません。
でも、社会が分散化へ向かって動いているのは確かです。

少しでも興味をもっていただけたらうれしいです!

それでは!ウォッチャーでした。

ABOUT ME
ウォッチャー
個人投資家。仮想通貨投資で生きてます。資産の90%をICP、BTC、ETHで保有。10%をGameFi、メタバースへ分散。長期目線。ファンダ重視。ゲーマー。クリプトの面白さを広めたい!